食養生・氣養生らぼ TAKAKOです。
ごはんや おにぎり、食べていますか?
日本人が昔から 当たり前に食べてきた食材。
ごはんと 一汁三菜のバランスの取れた 和食は、
日本人の体に もっとも合った 食べ物です。
食養生では、精製しないそのままで食べることを、
一物全体食…と言います。
野菜も魚も出来る限り丸ごと食べるのが、
栄養素だけに こだわるよりも大切なことです。
だから、添加物や 農薬の 害まで
身体に入れたくはありませんよね。
時々、
海苔とたらこで 炊きたてのごはんが食べたい!
…という衝動に駆られる時があります。
当たり前に食べていますが、その栄養は豊富で
当たり前に食べていますが、その栄養は豊富で
たらこには 亜鉛・ナイアシン・タウリン・
ビタミンE・B1・B2・パントテン酸が多い。
抗酸化作用が強く、血栓予防や 脳・肝機能の改善に良い。
海苔は、葉酸・βカロテン・鉄分・マグネシウム・
抗酸化作用が強く、血栓予防や 脳・肝機能の改善に良い。
海苔は、葉酸・βカロテン・鉄分・マグネシウム・
カリウム・食物繊維・カルシウムが多く含まれる。
高血圧予防・皮膚 粘膜保護・貧血改善になどにも良い。
高血圧予防・皮膚 粘膜保護・貧血改善になどにも良い。
1日2枚で 必要な栄養が手軽に取れる食材。
たらこの塩分が 気になる人もいると思いますが、
たらこの塩分が 気になる人もいると思いますが、
海苔のカリウムが、塩分を排出してくれるという
素晴らしい 食べ合わせなのです。
理にかなってますよね。
理にかなってますよね。
でも、たらこの適量は 1/2 腹ですよ。
東京 築地にある 乾物・鰹節屋さんが、
時間をかけて丁寧に作った食材だけを、
真っ当な食材…として、こだわって取扱いして
いるので、時々 取り寄せることがあります。
今や 希少と言われる 「 あさくさ海苔 」 鹿児島県産 を入手しました。
店主いわく
今や 希少と言われる 「 あさくさ海苔 」 鹿児島県産 を入手しました。
店主いわく
「その昔は海苔と言えば、日本全国アサクサ海苔でした。
柔らかく旨みと甘みが口に広がる海苔です。
柔らかく旨みと甘みが口に広がる海苔です。
昭和40年代、病気に強く生産効率の良いスサビ海苔の品種が増え、
やがてアサクサ海苔は作られなくなり、
1997年 環境省から 絶滅危惧種 に認定されてしまいました。
そんなアサクサ海苔を、干出 だけで育てて、
そんなアサクサ海苔を、干出 だけで育てて、
(海苔を育てる網が 干潮時に太陽と風の恩恵を受ける様、
高さを調整する手間の掛かる生産方法)
さらに 酸処理 もしていません。
(海苔を網ごと酸性薬品の液に浸し再び海に戻す方法。
酸による海域の汚染や、海苔本来の栄養や風味を損なう)
酸による海域の汚染や、海苔本来の栄養や風味を損なう)
これぞ、昭和30年代までの 本来の海苔の味わいがする 海苔です。」
食べてみると、その味わいは…
な~るほど 味が濃い! 色は 濃い黒みがかった 緑色。
きれいな緑色が 良い海苔と思っていましたが、
きれいな緑色が 良い海苔と思っていましたが、
酸処理をするから、鮮やかに発色するのですね。
しかし市場の99%~が、スサビ海苔であり、
干出で育てている海苔は、ごくわずか…。
日頃 食べる海苔の良し悪しは、判断材料が少ないので、
個人の好みに 委ねるところとなっているようです。
個人の好みに 委ねるところとなっているようです。
( 劣化した 赤味がある海苔は 問題外ですが )
実際、いわゆる青海苔のような磯の風味がする方が、
海苔らしいと感じていました。
本来の味を 知らなかったのですね。
あさくさ海苔は 濃厚ではありますが、
それほど 磯の風味は強くありません。
東京の寿司屋で珍重されるのは、
素材を邪魔せず 引立てるからでしょうか…。
そして、たらこ…
そして、たらこ…
ふと気が付けば 最近、たらこ を口にしていない。
その添加物の多さから 敬遠していた 結果なのですが、
無性に たらこ と 海苔 で ごはんを食べたくなって
無性に たらこ と 海苔 で ごはんを食べたくなって
しまった私は、スーパーに走り 店頭のたらこを
端から ひっくり返し 裏表示に見入りました。
8割以上が Aのたらこ …安価で色もケバケバしい不自然な着色。
2割弱が Bのたらこ…自然な色にも見えますが保存料たっぷり。
A. たらこ
8割以上が Aのたらこ …安価で色もケバケバしい不自然な着色。
2割弱が Bのたらこ…自然な色にも見えますが保存料たっぷり。
A. たらこ
【原材料】ロシアやアメリカ産すけとうたら卵・
食塩・調味料アミノ酸等・酸化防止剤 ソルビン酸・
甘味料 ステビア・ナイアシン・亜硝酸Na・
発色剤・着色料 赤色3号・赤色102号
発色剤・着色料 赤色3号・赤色102号
B. 無着色たらこ
【原材料】ロシア産すけとうたら卵・食塩・
調味料アミノ酸・ソルビット・酸化防止剤 ソルビン酸・
発色剤 亜硝酸Na
危険な添加物の ほんの一例ですが、
危険な添加物の ほんの一例ですが、
発色剤・赤色2・3・40・105号はすでに、
マウスでの発がん性が認められています。
しかし 少量で厚生労働省が認めた量以下なら使っていい、
という理由で使われ続けている。
という理由で使われ続けている。
親なら 子供に食べ続けさせられますか?
完全な 無添加たらこは、
【原材料】国産すけとうだら卵・食塩 のみ
着色していませんので、やや透き通って
やや黒ずんだ色をしています。
できれば、アミノ酸・たんばく加水分解物・
酵母エキスも入っていて欲しくないですね。
高級食材を扱う店舗ですら 割高品薄ですから、
もう 取寄せるしかありません。
「 美味しい たらこと 海苔で ごはんを食べたい 」
「 美味しい たらこと 海苔で ごはんを食べたい 」
という 単純な 衝動は、
いつしか 意地となっていました…笑
でも、探せばあるものです。
いつしか 意地となっていました…笑
でも、探せばあるものです。
北海道 噴火湾産 きめ細かい粒の無添加たらこ。
生のままで 美味しい たらこ です。
和え物や ポテトサラダにも良さそう。
そして、やっとのことで
そして、やっとのことで
あさくさ海苔 と 美味しい たらこで、
炊きたてごはんに ありつけました。
炊きたてごはんに ありつけました。
至福、至福…。
食べて気付いたのですが、
食べて気付いたのですが、
子供の頃に食べたような懐かしい味がしました。
塩だけで漬けた、鱈の卵。素朴です。
いまや 食の 絶滅危惧種となった、
無添加たらこ と あさくさ海苔。
昔ながらの当たりまえの食材で
ごはんを食べることが、こんなにも
難しい状況になっている 現代の食事情…。
生産性を上げ、安価で大量に作ることが
生産性を上げ、安価で大量に作ることが
悪いことではありませんが、
その裏側で 体に影響を及ぼす 添加物の多用や、
自然環境を脅かす、人為的な害があることが
広く認知されていないことも また事実です。
華やかで美味しそうに並ぶ売場の食品が、
華やかで美味しそうに並ぶ売場の食品が、
どのようなプロセスで作られているものなのか。
これからは、ちょっと気にしても いいかもしれませんね。
身体は、食べたものだけで 作られるのですから…。
身体は、食べたものだけで 作られるのですから…。
【 自分に合った 食養生・気養生で セルフメディケーションを目指す 】