食養生・氣養生らぼ TAKAKOです。
今朝は涼しかったですね。夏の暑さもそろそろ終盤。
冷房や冷たい飲み物で、胃や腸が弱っていませんか…。
私は気を抜くと35度台の低体温に入るので、
身体が冷えない様、靴下やタイツも必須です。笑
気を付けていても夏の終わり頃になると、
何だか身体がだるいということがあります。
そんな頃、身体のリセットとしてよく食べるのが
水キムチです。家で簡単にできますので是非試してみて下さい。
通常 個人差はありますが、腸内には1,000種類以上の 細菌が
1,000兆個もいます。腸内フローラとはこのことですよね。
悪玉菌・善玉菌・日和見菌があることも良く知られています。
しかし生活習慣の乱れが起こると、腸内環境が乱れて
悪玉菌が増えてしまいます。
そんな時に有効なのが、乳酸菌です。
乳酸菌は、善玉菌のエサとなって数を増やし、
腸内環境が改善します。
腸の粘膜を修復して免疫力を正常化、
またガン細胞を抑える効果もあるということです。
【乳酸菌の数】
ぬか漬け → 約 1600万個
キムチ → 約 1億6000万個
水キムチ → 約 3億個 スゴイ数ですね~!
植物性の乳酸菌は、胃酸を生きたまま通りぬけて
腸に到達します。食べてから 1~2日位で変化があり、
胃腸が動いているのも感じられ、即効性があると思います。
整腸作用・便秘解消・美肌・免疫力アップの他、
たっぷり野菜のビタミン・ミネラル・食物繊維・
フィトケミカルを一緒に摂取することになりますし、
美肌・生活習慣病予防・便秘解消・コレステロール値の低下・
血圧の低下・血糖値の低下・ダイエットなどなどの
嬉しい効果も期待できます。
福岡県の山の中で、環境保全型の有機農業をされている
農家さんの青唐辛子です。
青唐辛子は、収穫時期も終わり、これからは赤唐辛子になります。
香りが高いのが 特徴の品種です。
春に苗を植えた時には、鹿の親子が来て 若い葉を食べて
しまうそうで、畑には ひづめの足跡が 大小残っていました。
辛みが出るころには 来なくなるのだとか…。すごい目利き。笑
自然との闘いが、毎日繰り広げられて 育っていたのですね。
さて 今回のレシピは、そんな 摘みたての 青唐辛子を使いました。
爽やかな辛みをそのままに、植物性乳酸菌たっぷりの
腸内フローラにも良い「 水キムチ 青唐辛子入り 」
水キムチは、韓国宮廷料理にもある 伝統的な発酵食品です。
さっぱりしていて辛くないもので、腸の働きがとても良くなります。
本来は 乳酸発酵の酸味と、野菜の甘みだけですが、
今回は 青唐辛子入り。辛いけれどスッキリします。
生ならではの 爽やかな辛さがありまねす。
ない時は、鷹の爪 少量で代用して下さい。
適量であれば 唐辛子のカプサイシンには、
胃液の分泌し消化吸収を助ける効果があり、
血行改善して体を温めてくれます。
エネルギー代謝の促進もします。
漢方でも、脾胃腸冷えを改善して寒邪を散らす、
胃の働きを良くして食欲促進するという分類です。
体中を熱くする性質なので、のぼせている時の過食は控えます。
【 漬け汁の素 】
ミネラルウォーター 200mlくらい
玄米粉(米粉・上新粉でも可) 大さじ1
●合わせて煮立たせ冷まし、漬け汁に溶かす。
【 漬け野菜 】お好きなもの
大根 500gくらい
人参 200gくらい
青菜(冬は白菜) 半束くらい
赤パプリカ 適宜
天然塩 小さじ2
●材料に塩をして1時間以上おく。出た汁も使うので加減に注意。
【 漬け汁 】
ミネラルウォーター 1.5ℓ前後
にんにく おろしたもの 3片くらい
生姜 搾り汁 1かけくらい
昆布 1枚 小
青唐辛子(赤唐辛子など) 適宜
干し梨(生の梨でも良い) 適宜
天然塩 小1(下漬けを合わせた後)
●野菜の下漬けと合わせて、味を見てから 塩を調整する。
1日目は 常温におき、発酵を促す。
2日目から 冷蔵庫に入れて、酸味が出てきたら食べごろ。
すっぱいのが好きなら、1週間からがおすすめ。
乳酸菌もさらに増えますよ~。
植物性の乳酸菌が たっぷりなので、汁も飲みましょう。
その為の、塩分控えめです…。
冷麺のダシにしたり、素麺ダシに加えてもイイですね。
火を入れると菌が死んでしまいますので、是非そのままで。
自然のままを丸ごと戴き、感謝。カラダの満足ごはん。
【 自分に合った 食養生・気養生で セルフメディケーションを目指す 】