食養生・氣養生らぼ TAKAKOです。
日中は晴れると気持ちが良い気候ですので、
晩秋は、どこかに出掛けたくなる季節ですね。
食欲の秋とも言われる様に、収穫の時期を迎えた
お米を 思い浮べる人もいるかと思います。
しかし、日本における 米の消費量は 年々減る一方です。
代わりに小麦の消費は上がり、パン食などが増えています。
どちらも穀類ですが、「精製した白いもの」は、
栄養価を取り除いてしまったものです。
精製して残った成分である炭水化物を消化・代謝するには、
元々周りに付いていた 栄養価が必要なのです。
玄米・麦・粟・稗・黍・豆類などの穀物は、
カラダをつくる 素となる 栄養素をすべて含んでいます。
こんなバランスの取れた食べ物は、穀類しかないのです。
穀類は、やはり理想的な「主食」なんですね。
食べるなら、なるべく精製していない、穀類を選びましょう!
お米なら玄米か 分搗き、小麦なら全粒粉が良いですよ。
できれば有機の方が、残留農薬の心配もありません。
全粒の穀類の研究報告では、1日に90gの全粒穀物製品を摂ると、
病気にかかるリスクが下がる効果があるようです。
心臓病・脳卒中・癌・糖尿病・感染症・呼吸器疾患など、
多くの病気で、効果が認められたそうです。
●十八種 穀物米→ http://shop.azenjapan.com/?mode=cate&cbid=727147&csid=0
●発芽 焼玄米→ http://shop.azenjapan.com/?pid=19908157
(米穀機構 Data.)
前置きが長くなりましたが… ということで、
精製していないお米、玄米を粉にした
玄米粉を使って「 玄米ピザ 」と
無添加で 自然の甘味の白味噌で
「かぼちゃの白みそポタージュ」を作ってみました。
カンタンに作れますので、お試し下さい。
南瓜:五味五性=甘味・温性、帰経=脾・胃の働きを補強する。
炎症・慢性の咳に効く。お腹を温め、氣の巡りを良くします。
玄米:五味五性=甘味・平性、帰経=脾・胃・肝・腎の働きを補強。
ビタミンB1・食物繊維が豊富。便秘やむくみの改善。デトックス効果。
●玄米粉 ピザ
40℃くらいのお湯で酵母を5分ほど発酵させておく。
今回は、白神こだま酵母を使用しました。
天然酵母があれば 尚良いですが、
ドライイースト・ベーキングパウダーでも可。
その場合は、粉に直接混ぜて下さい。
ボウルに、玄米粉 250g・天然塩 ひとつまみ・
甜菜糖 小1・オリーヴ油 20㏄・酵母を入れ混ぜる。
そこに40℃の湯180㏄~200㏄ を少しづつ注ぎよく混ぜる。
まとまったら3等分にして、ボウルに戻しラップをして発酵させる。
オーブンなら約 40℃で20~30分で焼きあがります。
精製小麦ほど 膨らみませんが、それでOKです。
今回は、ピザ用のフライパンで 素焼きして台を作ります。
オーブン 250℃~270℃で、5~8分焼いておく。
トマトソース (少し塗っておく)
黄ズッキーニ (軽く素焼きしたもの)
鶏もも (ハーヴ塩と胡椒で焼いたもの)
プチトマト (赤・黄 の2種)
チーズ (乳化剤や ph調整剤が 無添加のもの)
具をのせて、270℃で さらに5分ほど焼く。
仕上にオリーヴ油と、生バジルを ちぎってかざります。
底面を、ガスコンロで 少し焼くと カリカリした触感になります。
●南瓜の白みそポタージュ
かぼちゃ(滋賀県産 とよ坊かぼちゃん。手のひらサイズで甘い!)
時短なので、ラップで包んで柔らかくなるまでチン。
栄養のある皮ごとつぶして、豆乳で少しずつのばします。
時間のある方は、ミキサーでなめらかに。
白みそはオススメの、京都の料亭御用達の 無添加 白味噌。
やさしい甘味で、コクを出すのに良いお味噌です。
多めに入れても あまり気付く人は少ないかも。
あとは、自然塩で仕上げました。(今回は燻製した塩)
ブイヨン系が好みの方は、加えて下さい。
玉ねぎをスライスして炒めたものを入れても…。
玄米粉ピザと、野菜の味噌ポタージュ…アレンジも楽しそうです。
これも、新しい「 ごはん と 味噌汁 」のカタチでは ないでしょうか…。
自然のままを丸ごと戴き、感謝。カラダの満足ごはん。
【 自分に合った 食養生・気養生で セルフメディケーションを目指す 】