食養生・氣養生らぼ TAKAKOです。
「熊本産 きくらげ」と「宮崎産 舞茸」を見つけました。
乾燥していても、とても大きい 原木ものです…。
店主曰く「 職人が丁寧に仕上げた、まがい物ではない、
昔ながらの「真っ当な食材 」を、一人でも多くの方に
味わっていただきたい。そして、子や孫の世代に残して
ゆきたいと考えています。」 とのコト…。
こんな方の食育の話を、若い人に聞かせたいですね~。
◆こちらは →海苔の話 http://nature-mind-lab.com/207
毎日の食事に欠かせない食品ですが、原木で陽の光を
浴びて育っている様なキノコは、産地の道の駅でも
行かなければ、中々手に入りませんよね~。
キノコの生産は、効率の菌床・味の原木と言われます。
原木は、自然木に菌を接種して自然の環境を利用して
培養し、無農薬栽培で2年近く育つのを待つのが基本。
重い原木を何度も移動させるのは重労働で、
気候や天気に左右されやすく、安定生産が難しいが、
肉厚で味が濃く、風味も良いです。
菌床は、おがくずに水と栄養剤を混ぜ固めて菌を接種。
空調管理された暗い施設で90日ほど培養。
短期間、低コストで大量生産されます。
抗生物質・防カビ剤などを使って育ちます。
最近は、陽の光が入る所で無農薬で育てている
菌床ものありますので、履歴を見ると良いですね。 陽の光を浴びると、ビタミンDが増えますから、
菌床よりも 原木がオススメですが、
栄養素を増やすのに、最適な方法があります。
そう、乾物です。きのこを干して乾燥させると、
栄養素は3倍以上に増えます。
βグルカン等が免疫力を活性化。血圧の上昇を抑制。
脂肪を分解。肝機能を向上。血糖値の抑制。
コレステロール減少…と、魅力的な効果や、
肌荒れを改善するビタミンB2・ナイアシン、
抗酸化効果のエルゴチオネイン、
メラニン色素抑制の、美肌効果が期待できるそう。
キノコの中でも、きくらげ・舞茸は、
ビタミンDが多いので、乾物はさらに効果アップ。
日干しの乾物は、食養生では太陽食として、
陽の光を頂ける 陽性の食品ですので、
自家製の乾物を、作るのもいいですよ~。
ということで… きのこの 乾物料理です。
うま味の 濃いだしが出ますので、もどし汁も使います。
【きくらげ とトマトの 玉子炒め 梅酢風味】
●戻した きくらげ・湯むきトマトを鶏だし少量で
強火でさっと火を通し、一度皿に上げておく。
熱したフライパンに溶いた玉子を入れ、
ふっくらしたら具材を戻し、梅酢を小さじ1~2杯を
まわし入れます。熱々ぷりぷりをどうぞ…。
梅酢の酸味と塩味がほんのりとして美味。
他のきくらげと比べて、噛むほどに香りがするので
キノコだったんだ~と実感します。
春雨サラダや、鶏団子スープ にも合いそう!
【 舞茸と豚肉の 玄米 炊込みごはん 】
●戻した舞茸を細かく裂き、もどし汁ごと火にかける。
酒・薄口醤油 少々で煮る。
豚肉は、酒・にんにく醤油で 下味を付けて、こんがりと焼いておく。
えんどうはサッと下茹で。黄ピーマンは生をカット。
発芽焼玄米・白米1:1(お好み) に、
煮た舞茸を、汁ごと入れて炊き込む。
仕上げに豚肉・えんどう・黄ピーマンを混ぜてどうぞ。
舞茸の香りが残るように、薄味で仕上げました。
発芽焼玄米の プチっとした食感もいいです。
舞茸は、だしの香りがいいので、スープ系料理にも合いますね~。
【 人参 と かぶの 塩麹マリネ 柑橘果汁 風味 】
●薄くスライスした人参とかぶ。それぞれに塩麹を和え、
しんなりとさせる。一晩おけばいい具合に漬かります。このままでも美味ですが、オリーブ油と貴酢 柑橘果汁で
和えれば、簡単マリネ できました~。箸やすめにどうぞ。
魚介類と カルパッチョ風に アレンジしてもいいですね。
【 自分に合った 食養生・気養生でセルフメディケーションを目指す 】